昨日、米連邦取引委員会(FTC)との裁判で勝訴が報じられていた「Microsoft」ですが、次のイギリス競争市・場庁の裁判にも注目が集まる中、本日にFTCがカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所の仮差し止め請求棄却の判決を不服とし、アメリカ合衆国第9巡回区控訴裁判所へ控訴することが明らかになりました。
海外メディア”The Verge”によると、FTCは、14日正午に失効する”Activision Blizzard”買収の一時禁止命令延長するためには、控訴裁判所の緊急停止命令を獲得する必要があり、更には「Microsoft」と”Activision Blizzard”の買収期限が18日に定まっているため、「Microsoft」が控訴裁判所の停止命令を待たずに”Activision Blizzard”との取引を完了させる可能性あるためかなり難しい状態となっています。
前回判決を下したJacqueline Scott Corley判事は、「提出された証拠は、”Activision Blizzard”のコンテンツに対するアクセスが却って増加することを表している」と述べていたので、FTCは、マイクロソフトや連邦裁判所に対し”合併によって大手の競争力を低下させる”証拠を提出できるのか注目が集まる状態となっています。
さとぼん
この戦いはいつまで続くのでしょうか・・・。
「Microsoft」と”Activision Blizzard”の買収期限である7月18日までにどんな動きがあるのか注目ですね。