先日、”Activision Blizzard”の買収をめぐる裁判で「Microsoft」が勝訴した後、米連邦取引委員会(FTC)は差し止め請求棄却の判決を不服とし、アメリカ合衆国第9巡回区控訴裁判所へ買収の一時停止命令延長を求めて控訴する流れになっていましたが、本日、第9巡回区控訴裁判所がFTCの控訴を却下したことが明らかになりました。
海外メディア”The Verge“によると今回の却下で、本日”Activision Blizzard”買収の一時禁止命令は失効され、「Microsoft」は”Activision Blizzard”との契約を締結するか、30億ドルの違約金を支払うかを選択する必要があると報じおり、数日以内に買収を完了させる可能性が高い模様です。
Microsoftの社長Brad Smith氏は、Twitterにて声明を発表しており、「FTCの一時停止命令延期の申し立てを棄却した控訴裁判所の迅速な対応に感謝します。これにより世界的な規制見直しのゴールラインににまた一歩近づくことができます。」と述べています。
また、イギリス競争・市場庁(CMA)は、「Microsoft」とActivisionの合併調査を延期することを発表(PDF)し、当初予定されていた7月18日から8月29日に変更したことが明らかになっており、今後のMicrosoftの動きに注目が集まります。
さとぼん
普段使わないような単語だらけで記事を書いていて「?」となっており変な文章になっていたら申し訳ないです。
とりあえず”Microsoft”はFTCとの戦いに終止符を打ち、次はイギリス競争・市場庁(CMA)との交渉で、クラウドゲーミングの運用について検討されるという感じでしょうか?
裁判って難しいですね・・・。