今年6月に放送された”Xbox Showcase Extended”にて、PS5とPS VR2・Xbox Series X/S向けのコンソール版が発表されていた、”Kinetic Games”が手掛けるホラー「Phasmophobia」ですが、新たに”Kinetic Games”が公式Xにて本作の発売延期を発表し、当初予定されていた2023年8月から10月へ発売時期を変更したことが明らかになりました。
“Kinetic Games”は今回の延期理由について、スタジオの入居するオフィスビルで火災が発生したことが原因で、本作の開発/テスト環境に大きな影響が出ていると説明。ゲームを微調整して完璧な状態で発売するためには更なる開発時間が必要になったことを報告しています。
親愛なる「Phasmophobia」コミュニティの皆様へ
まずはじめに、皆様からのご支援に感謝申し上げますとともに、私たちと同様にコンソール版の発売を楽しみにしてくださっていることに感謝いたします。
この度は、コンソール版「Phasmophobia」の発売を延期することを決定いたしました。
最近、私たちのオフィスビルで火災事故が発生し、予期せぬ開発上の問題が発生したため、テストと開発の能力に大きな影響が出ています。
慎重に検討した結果、当初8月に予定していたコンソール版のリリースを延期するという厳しい決断を下しました。
現在は10月のハロウィーンまでの1週間に発売する予定です。これにより、ゲームを微調整してすべて完璧な状態で発売するために必要な時間を得ることができます。
皆様の忍耐とご理解が私たちのすべてであり、コンソールへ「Phasmophobia」をお届けするのが待ちきれません。
Phasmophobia開発チーム
「Phasmophobia」は、最大4人で超常現象捜査していく人気ホラーゲームで、プレイヤーは、幽霊がいる場所で温度計・指向性マイク・UVライトなどといったアイテムを使用して幽霊を調査し、超常現象の証拠を集めます。2020年の”The Game Awards”ではBest Debut Gameを受賞しておりユーザーからも高い評価を受けてた作品となっています。
スタジオが入居するビルで火災が発生したそうで、どのくらいの規模の火災だったのかについては明らかになっていませんが、開発陣の無事を祈るばかりです。無理せず開発を進めてほしいですね。