2024年9月4日をもちまして「さとログ」の記事更新は終了しました。これまで「さとログ」を閲覧してくれた皆様、本当にありがとうございました!!

OLEDディスプレイを採用したSteam Deckの新モデル「Steam Deck OLED」が11月16日に発売

ゲーム情報

昨年2月に海外で発売され、その後12月に国内でも発売が開始されていた”Valve”の携帯型ゲーミングデバイス”Steam Deck”ですが、新たに”Valve”が新モデル「Steam Deck OLED」を発表し、11月16日に発売されることが明らかになりました(国内では17日に販売代理店KOMODOにて発売)。

「Steam Deck OLED」の発表トレーラー

「Steam Deck OLED」は、名前の通り従来の”Steam Deck”の7型ディスプレイから7.4型ディスプレイ(リフレッシュレート60Hzから90Hzへ)変更され、バッテリーが40Whから50Wh(3~12時間のゲームプレイ可能)、メモリは16GB LPDDR5(6400Mbps)にアップグレードされている他、無線LANはWi-Fi 6に対応しダウンロード速度がアップしており、内蔵ファンは大きくなり冷却性能を向上しつつ重量も669gから640gへ軽量化されています。詳細は以下の通りです。

ゲームの世界に新たな光を Steam Deck OLED $549.00~ 11月16日発売

より大きな画面のOLEDスクリーン、バッテリー持続時間の向上、Wi-Fiの高速化-世界トップクラスの人間工学と直感的でコンソールのような体験

より鮮明な色彩、深みを増した黒

Steam DeckのHDR OLEDディスプレイは、ゲームのために一から設計されており、目を見張るようなコントラスト、卓越した鮮明度、より大きな画面を備えています。さらに豊かになった色彩、深みを増した黒、驚くべき動作表現により、ゲームの世界に新しい光が当たります。

長時間プレイ、高速ダウンロード

Steam Deck OLEDでは、内部を徹底的に見直し、バッテリー持続時間の延長、ダウンロードの高速化、デバイスの軽量化および低温化を同時に実現しました。

  • 長くなったプレイ可能時間
    • Steam Deck OLEDではバッテリーの持続時間が30~50%向上しました。また、バッテリー容量を増やしつつ、OLEDディスプレイで消費電力を削減しました。より効率的な最新のAMD APUと組み合わせることで、お気に入りのゲームをさらに長時間プレイできるようになりました。
  • ダウンロードが高速化
    • Steam Deck OLEDにはWi-Fi 6Eが搭載され、帯域幅拡大と遅延低減を実現。高速ダウンロード(最大3倍!)と安定したオンラインプレイが可能です。
  • 軽量化と低温化
    • ファンを拡大し、排熱性能を改善することで、Steam Deck OLEDはより低い温度で動作するようになりました。新しくなったスクリーンによりLCDモデルよりも30グラム(約5%)軽くなりました。

OLEDだけにとどまらず、内部と外部も改善

  • 新しくなったキャリングケース
    • 1TBモデル(限定エディションを含む)は、内側が取り外し可能な限定ケースに入っています。これは、外側のハードケースの保護が必要ないときや、バックパックの中でかさばらせたくないときに最適です。
  • 改善されたタッチスクリーン
    • タッチスクリーンの応答性と忠実度が大幅に向上。ハプティクスの忠実度と一貫性が向上。Bluetooth専用アンテナを追加し、複数コントローラの接続を改善。
  • 修理と改造がさらに簡単に
    • 構造の完全性を損ねることなく分解/再組み立てができるように、背面ケースのネジはすべてTorx™(トルクス)タイプに、ネジ穴は金属製に変更。内部コンポーネントへのアクセスが容易になりました。Steam Deck OLEDの交換部品はまもなくiFixitに登場する予定です(技術を習得した専門家向け)。

Steam Deck OLEDのその他のアップデートを見る

  • 全般
    • 節電のためにAPUを6nmにアップデート
    • 6400 MT/sメモリにより遅延を改善し、電力管理を強化
    • 排熱モジュールの厚みと性能が向上
  • ディスプレイ
    • アクティブ領域を7.4インチに拡大(以前は7.0インチ)
    • リフレッシュレートを90Hzにアップデート(60Hzから向上)
    • ピーク輝度を1,000 nitにアップデート
    • タッチスクリーンのポーリングレートを180Hzにアップデートし、遅延と精度を改善
  • Wi-Fi/Bluetooth
    • Wi-Fi/Bluetoothモジュールをアップデート
    • Wi-Fi 6Eのサポートを追加
    • Bluetooth 5.3のサポートを追加し、AptX HDやAptX低レイテンシーなどの新しいコーデックに対応
    • デバイスの上部付近に3つ目のアンテナを追加し、ドッキング時も含むBluetoothのパフォーマンスが向上
    • Bluetoothコントローラによるスリープ解除サポートを追加
  • オーディオ
    • 低音のレスポンスを改善し、全体的にフラットなサウンドプロファイルを実現
    • オンボードマイクアレイを3.5mmヘッドフォンコネクターと同時に使用するためのサポートを追加
  • コントロール
    • アナログスティック上部の素材と形状を調整し、グリップ力と防塵性能が向上
    • アナログスティック上部の素材を調整し、フロントカバーの接触感を改善し摩耗を軽減
    • アナログスティックのタッチ検出の信頼性向上
    • ショルダーボタンのスイッチ機構の応答性と触感を改善
    • 十字キーのスナップ比と対角相互作用を調整
    • 再設計されたトラックパッドにより、忠実度とエッジ検出が向上
    • トラックパッドハプティクスの触感と精度が大幅に向上
  • 電源
    • バッテリー容量を40Whから50Whに改善
    • バッテリーの科学的特性を改善し充電を高速化し、約45分で20%から80%まで充電が可能
    • LEDをWRGBに変更
    • AC電源を必要とせずに、電源ボタンを長押しすることで、初回開梱時に起動できるサポートを追加
    • 電源ケーブルの長さを1.5mから2.5mに延長
    • 電源にロゴを追加
  • フレーム
    • システムの総重量を約640グラムに削減(Steam Deckより約5%軽量)
    • 背面カバーのネジのボスを金属化
    • 背面カバーのネジ頭をTorx™(トルクス)に変更し、摩耗を軽減するために素材と形状を微調整
    • システム全体で使用するネジの種類を削減
    • 一般的な修理に必要な手順の簡素化
    • バンパースイッチ機構を改善し落下時の信頼性を向上
    • 修理しやすいようにバンパースイッチをジョイスティックボードに移動
    • 背面カバーを取り外さずにディスプレイの修理/交換ができるように改善
  • ソフトウェア
    • メモリ電源管理ファームウェアを大幅に改善
    • オープンソースのBIOSとECファームウェアの暫定サポートを追加
    • 再開時間を約30%短縮

Steam Deck OLED」のスペックと同梱物

  • Steam Deck OLED 512GB モデル
    • 512GB NVMe SSD
    • 1280×800 HDR OLEDディスプレイ
    • 7.4インチ(対角)のディスプレイサイズ
    • 6nm APU
    • Wi-Fi 6E
    • 50Whrバッテリー;3~12時間のゲームプレイ(コンテンツによって異なります)
    • 45W電源(2.5mケーブル付属)
    • キャリングケース
    • Steamプロフィールバンドル
  • Steam Deck OLED 1TB モデル
    • 1TB NVMe SSD
    • 1280×800 HDR OLEDディスプレイ
    • 7.4インチ(対角)のディスプレイサイズ
    • プレミアムアンチグレアエッチングガラス
    • 6nm APU
    • Wi-Fi 6E
    • 50Whrバッテリー;3~12時間のゲームプレイ(コンテンツによって異なります)
    • 45W電源(2.5mケーブル付属)
    • 内側が取り外し可能なキャリングケース
    • Steamプロフィールバンドル
    • 限定起動動画
    • 限定仮想キーボードテーマ

Steam Deck OLEDより引用 


さとぼん
さとぼん

おお!!新モデル来たー!!

7.4型OLEDにディスプレイが変更され、更にはバッテリーの容量の増加、ファンを大きくして冷却改良したのは大きいですね。国内だと512GBモデルが8万4800円、1TBモデルが99800円に設定されていますが、正直なところ256GBモデルを出してほしかったなぁ…

タイトルとURLをコピーしました