昨年11月に、開発者全体の50％にあたる約330人のスタッフがプロジェクトに参加したことが明かになっていた、「The Witcher」シリーズ新章3部作の幕開けとなるプロジェクト”Polaris”ですが、本日実施された最新の”CD PROJEKT”の業績報告にて、最新の開発状況が発表され、現在、開発全体の3分の2となる400名を超えるスタッフがプロジェクトに参加していることが明らかになりました。（PDF）。
“Polaris”は、”Epic Games”との技術的パートナーシップを締結させ、開発環境を自社の”REDengine”から、”Unreal Engine 5″に移行され開発が進められることが明かになっている他、現在プリプロダクションの段階に入ったことが発表されています。
また、その他の「The Wither」の進行中プロジェクトである、プロジェクト”Sirius”もプリプロダクション段階、”Fool’s Theory”が開発を担当する初代フルリメイク版プロジェクト”Canis Majoris”が構想段階にあることも発表されています。因みに「Cyberpunk」シリーズのプロジェクト”Orion”が構想段階、まったく新しい第3のIPとなるプロジェクト”Hader”についても構想段階に入ったことが明らかになっています。
現在進行中の”CD PROJEKT”全体プロジェクト
「The Witcher」のプロジェクト一覧
- プロジェクト”Polaris”
- ストーリー重視のオープンワールド作品で、「The Witcher」新章3部作の幕開けとなる作品。”Epic Games”との技術的パートナーシップを締結させ、開発環境を自社の”REDengine”から、”Unreal Engine 5″に移行。現在プリプロダクションの段階に入ったことを報告。早くても2025年以降に発売される予定。
- プロジェクト”Canis Majoris”（初代「The Witcher」リメイク版）
- 本編のとは違った展開をするストーリー重視のオープンワールドARPG。過去の「The Witcher」シリーズに携わった開発者達がいる外部スタジオが開発を担当。
- 初代「The Witcher」リメイク版は、プロジェクト”Polaris”の後に発売され、部分的に平行して開発が進められる。現在構想段階に入ったことを報告。
- プロジェクト”Sirius”
- 2021年10月に”CD PROJEKT”が買収した筏で川を下るサバイバルADV”The Flame in the Flood”などで知られる“The Molasses Flood”が開発を進めている作品。クエスト・ストーリーに基づくキャンペーンを含むシングルプレイヤーに加え、マルチプレイヤーに対応する。オープンワールド作品ではないが、規模が小さなゲームでもないとのこと。現在プリプロダクション段階に入ったことを報告。
「Cyberpunk」のプロジェクト一覧
- プロジェクト”Orion”
- 次の「Cyberpunk」ゲーム作品のコードネーム。ダークな未来世界を舞台に物語が展開されるとのこと。先月発表された2077の大規模拡張パック”仮初めの自由”のストーリーに続く作品か？現在構想段階に入ったことを報告。
新規IPのプロジェクト
- プロジェクト”Hader”
- まったく新しい第3のIP。現在構想段階に入ったことを報告。
さとぼん
遂にシリーズ最新作となるプロジェクト”Polaris”とプロジェクト”Sirius”プリプロダクション段階に入りましたか！！どちらが早く発表されるかについては不明ですが、今年続報が発表されるかどうか注目ですね！！