2021年5月にアメリカのシルバークリークを舞台とする”The Division”ユニバースの基本プレイ無料タイトルとして発表され、昨年6月にPC向けのクローズドベータテスト、11月には台湾のレーティング審査を通過したことが明らかになっていた「The Division Heartland」ですが、更なる情報に注目が集まる中、本日”Ubisoft”が最新の業績報告を実施し、本作の開発中止を発表したことが明らかになりました（PDF）。
「The Division Heartland」の詳しい開発中止理由については不明ですが、”Ubisoft”はこの決定によって、”XDefiant”や”Rainbow Six”など、より大きなビジネスチャンスにリソースを再配分したと説明しています。
コスト削減計画は軌道に乗り、より集中的かつ選択的な投資を実施
Ubisoftでは、事業の合理化と市場動向の変化に対応するための取り組みの一環として、グローバル・パブリッシング・チームにおいて、現在3つのエンゲージメント・ハブに編成されているAPAC地域と中央レベルの両方で、さらなる再編成を行いました。さらに、投資の選択性を高めるため、”The Division Heartland”の開発中止を決定し、”XDefiant”や”Rainbow Six”など、より大きなビジネスチャンスにリソースを再配分しました。
継続的な採用の厳格な管理、組織の簡素化、的を絞ったリストラにより、2024年3月末時点の従業員総数は19,011名となった。これは1年半の間に1,700人以上減少したことになるが、従業員の定着率はこの間改善し続けている。
コスト削減計画は順調に進んでおり、2023-24年度の固定費ベース? 約16億ユーロである。これは前年同期比で約1億5,000万ユーロの削減となる、 有利な為替影響を含む。
なんかクローズドベータして、レーティングも通過したのに配信されなかったのはめちゃくちゃ残念ですね。