2021年8月に初代から30年後を描く作品として発表されていた”11 bit studios”のサバイバルストラテジー続編「Frostpunk 2」ですが、先程放送が開始された”PC Gaming Show”にて、本作の発売時期が発表され、2024年内の発売を予定していることが明らかになりました。
発表に併せて、世界を滅亡に導いた猛吹雪から30年後に復興した街に訪れる社会的な格差や混乱を描く新トレーラーが公開されています。
「Frostpunk 2」
都市を滅ぼしてはならない
Frostpunk 2は、高い評価を受け英国アカデミー賞にもノミネートされた社会サバイバルゲームの続編です。都市建築やストラテジー、マネジメント要素を融合し、新たなジャンルとして生み出されました。後継者は世界を滅亡に導いた猛吹雪から30年間に渡り発展を遂げることになりますが、地球は未だ終わることのない寒気と過酷な天候にさらされ続けています。
あなたは資源に乏しい大都市のリーダーとして、避けては通れない都市の発展や新たな資源の探求という現実に向き合うことになります。石炭の時代が終わり、フロストランドを支配し、石油抽出産業をものにすることこそが人類が生き延びる新たな手段だと思われた一方、変化とはそう簡単に起こるものではありませんでした。多層化された新社会に生きる人々のすべてがこの方向性を受け入れるわけではないのです。
『Frostpunk 』第1部の中で、暖かさを提供する蒸気ジェネレーターの周りに形成された私たちの都市は、ゲーム自体と同様に成長し進化していた。数年にわたる吹雪は世界を変え、それによってポストアポカリプスの新たな章が始まった。絞首台が再び社会を威圧する一方、人々は生命を維持するため必要な物資に苦悩し、さらに内部の諍いによってますます締め付けられているが、世界は再び可能性に富んだ拡大の時代を迎えている。しかし何よりも人々が変わった。彼らが寒さを制御したように感じ、生存本能の結束が薄れた時、野望によって駆り立てられる彼らの人間性が働き、都市を滅ぼす可能性が浮かんでくるだろう。
『Frostpunk 2』は依然として都市とその社会についてのゲームです」と11 bit studiosのゲーム共同ディレクター兼デザインディレクターであるクバ・ストカルスキは述べている。「しかし今回、社会的な格差が広がり、内部の混乱が引き起こされることで、プレイヤーは初代の単なる生存以上の新たな脅威に直面することになります。私たちは依然としてポストアポカリプスで凍った世界を舞台にして、人間の野望、理想に向かって努力する社会、そしてすべての人々によって必ずしも尊重されない困難な決断による結果などについて、有意義な物語を語り続けています。なぜなら、最終的に私たちの身を滅ぼすのは自然ではなく、人間の本性なのです。」
Steamより引用
前作から30年後が舞台となる本作、街の動力源が石炭から石油に変化したが、街は前作同様に過酷な天候が続いており、人々は生命を維持するため必要な物資を供給するのに苦労しているようですね。