今年7月に、プロデューサーMark Rubin氏がXにて、ユーザーから寄せられた本作のシステムについての質問に回答し、有料コンテンツやPingベースのマッチメイキングシステムについて明らかになっていた、”Tom Clancy’s”シリーズの勢力が登場する基本プレイ無料のアリーナFPS「XDefiant」(エックスディファイアント)ですが、2023年夏後半の発売に期待が集まる中、新たにMark Rubin氏が公式サイトを更新し、本作の配信延期を発表しました。
Mark Rubin氏によると、今回の延期について、7月末にゲームを承認してもらうためにSIEとXboxにゲームを提出したが、8月中旬に帰ってきた結果は不合格で、想像以上にコンプライアンスに関する不具合(例:実績は適切に進行しているか、フレンドリストのステータスが更新されているかなど)が多かったとのこと。合格していた場合は8月末に配信されていたが、審査に合格するための対応に追われ、予想以上に遅れが生じてしまっていると説明しています。
現在は審査に向けたマスター版の準備段階にあり、2週間以内にSIEとXboxに提出する予定で、正式な配信日は発表できないものの、無事通過できれば9月中旬から下旬に配信され、追加修正を含む”条件付きの合格”となった場合は、配信初日のDay1パッチを用意する必要があることから10月上旬から中旬に配信が延期される可能性もあるとのことです。
An update on the release of XDefiant from Mark Rubin.
— XDefiant (@PlayXDefiant) September 11, 2023
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「XDefiant」
『XDefiant』はトップを目指してオンラインでスピード感溢れる戦いを繰り広げる、基本プレイ無料のファーストパーソン・アリーナシューターです。
勢力
リベルタード
カリブ海に浮かぶ国「ヤーラ」の解放を目指すリベルタードの革命家集団は、数の力を重んじる。
リベルタードは、バイオヴィーダ療法を戦場に適応させた熟練の衛生兵たちである。彼らのメディコバックパックは、チーム全体の生存と戦闘を維持させることができ、リベルタードがいるだけで、付近の味方は常に回復力がアップする。
ファントムズ
シャドウチームと呼ばれる元ゴーストたちは、その訓練と高度なテックを、札束を最も多く積んだ者に提供する。
倒すことが難しく、戦場を支配することに特化したファントムズは、さまざまな展開型および固有のシールドを駆使してポイントを抑えたり、前方への突撃時に重要な役割を果たす。
エシュロン
NSAのエシュロン計画のスパイたちは銃撃戦も厭わないが、情報と策略が最大の武器である。
エシュロンはミニマップ上には表示されず、その能力を駆使して敵に奇襲を掛け、混乱に陥れる。さらに、エシュロンのエージェントは敵戦闘員の位置を明らかにすることができ、味方に大きな戦術的優位を与える。
クリーナーズ
ニューヨークシティの元清掃作業員たちは、すべての問題を1つの道具で解決する。その道具とは「炎」である。
クリーナーズは火力に特化したアタッカーで、ナパームをばら撒くドローンや昔ながらの火炎放射器のような武器とともに焼夷弾を装備している。この勢力は自分の仕事に対して断固たる誇りを持つ。クリーナーズは熟練の兵士たちではないかもしれないが、仕事を終わらせる方法は知っている。
デッドセック
デッドセックの行く先にはカオスが巻き起こる。
このテックエキスパートたちは、敵のHUDを妨害したり、シールド、タレット、ドローンなどの展開型アイテムをコントロールしたり、自律型スパイダーボットを放ったりして相手チームを追い詰める。デッドセックのハッカーたちはさまざまな経歴を持つが、彼らは皆、制御システム、技術システム、その他のシステムの破壊と解体を信条としている。
マップとモード
アリーナモード
「ドミネーション」や「オキュパイ」モードではアリーナ形式のマップでチーム同士がエリアの制圧を競う。リリース時にはさらなるモードも登場予定。
リニアモード
「ゾーンコントロール」ではアタッカーとディフェンダーに分かれて移り変わる目標ポイントを奪い合い、「エスコート」では配達されるパッケージをめぐって戦う。
マップ
『エックスディファイアント』には、Ubisoftのシリーズでお馴染みの様々なロケーションや新たなオリジナルマップが登場。
ロードアウトのカスタマイズ
プレイスタイルに合わせて、幅広い種類の武器や40種以上のアタッチメントでロードアウトをカスタマイズ可能。
XDefiantより引用
配信の延期は残念ですが、正直に現在の進捗状況を公開してくれるのは透明性があってありがたいですね。
ゲームの承認審査ではじかれた場合、2~3週間かけてマスター版を準備し、1週間の社内コンプライアンステストを経て、ようやくSIE・Xboxに提出できるそうで、不合格だった場合はこの作業を繰り返して合格を目指す流れみたいです。
承認審査合格を願うばかりですね。