これまでリリースさせた大半の作品は、難易度選択はプレイヤーに委ねてゲームが開始されていましたが、新たに”SIE”は、プレイヤーのスキルに合せてゲームの難易度をリアルタイムに調節する機能の特許を申請したことが明らかになりました。
先週公開された特許には、プレイヤーのゲーム中の行動を評価し、それに基づいてゲームの難易度に反映させるために役立つデータの収集について記載されていて、ゲームを上手にプレイすれば難しく、下手にプレイすると簡単になるということになるそうです。
仮想環境におけるスキルベースアクティビティの適応的難易度調整
本開示の方法は、ゲームの難易度を変更すべきかどうかを決定する際に、ユーザが1つまたは複数の異なるタイプのゲームをプレイするときにデータを収集することができる。収集されたデータは、ユーザのゲームパフォーマンスレベルが期待されるパフォーマンスレベルに対応するかどうかを識別するために評価され得る。ユーザのゲームパフォーマンスレベルが期待されるパフォーマンスレベルに対応していない場合、ゲームの難易度を変更するパラメータが自動的に変更されてもよい。移動速度、遅延やためらい、キャラクターの強さ、競技者の数、または他の指標に関連するパラメータは、現在のユーザーのパフォーマンス レベルが、現在ゲームをプレイしている特定のユーザーの期待レベルに一致するまで段階的に変更できます。このとき、ユーザの期待レベルを変更し、時間の経過とともにユーザのスキルが向上するにつれてプロセスを繰り返すことができる。
WIPO Patentscopeより引用
非常に面白い機能だと思いますが、ゲームを上手にプレイするプレイヤーが、自分より高レベルな敵と戦闘したりした時にゲームにストレスを感じてしまわないか心配。絶対にゲームに実装するのではなく、プレイヤーがオプションから機能をON/OFFできるようにして1つの遊び方として提供してくれるとありがたいです。