先日、PS5版のデモの配信が開始された(Xbox Series X/S・Steamは21日午後5時)「鉄拳8」ですが、2024年1月26日の発売に期待が集まる中、先程”Bandai Namco”が、サウジアラビア出身の軍隊式格闘術の使い手”シャヒーン”の参戦をアナウンスするゲームプレイトレーラーを公開しました。
“熱砂の隼” シャヒーンが鉄拳8に参戦します。
「熱砂の嵐に身を焦がすがいい」
- 国籍:サウジアラビア
- 格闘スタイル:軍隊式格闘術
民間軍事会社に勤めながら、親友の不審な死について調査していたシャヒーン。 彼はG社中東支部の幹部との”穏便な交渉”を通じ、黒幕が三島一八であることを聞き出すことに成功する。 ――シャヒーンが家族を失った13年前のあの日、スークで同じ年頃の少年・サリームを暗殺者から助けたのは運命だったのかもしれない。
それは父から叩きこまれた”人を殺すための技”が、初めて人を救った瞬間であった。 「君はその技で、人々を守れる盾になるべきだ」
そう言ってサリームはシャヒーンの手を取り、護衛という名目で家へと招き入れた。 サリームの家は地域で随一の名家であり、嫡男を救ったシャヒーンに対する援助を惜しまなかった。 才知に富むサリームと、武芸に秀でたシャヒーン。二人は互いに尊敬しながら育ち、それぞれの道を歩むことになる。 サリームは石油関連企業のトップとして、シャヒーンは軍事のスペシャリストとして。 道は違っても、人々の富と誇りを守るという志を、共に歩んでゆける……はずだった。
――故郷に戻り、G社幹部から聞き届けた”懺悔”について、サリームの親族に報告を終えたシャヒーン。 その翌日、帰路につこうとするシャヒーンのもとにサリームの弟・ザリーフが現れる。 「兄さんの志を継いで欲しい」そう言ってザリーフはシャヒーンに一振りの剣を託す。それはサリームが常に携えていた宝剣であった。
シャヒーンは形見の剣を抜き放ち、磨かれた刃を見つめながら誓う。決してこれ以上、G社の横暴を許しはしないと。
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