これまで10年以上に渡って”Activision”と協力し、多くの”Call of Duty”シリーズの開発を手掛けてきた「Raven Software」ですが、新たに”Treyarch”が作成したゾンビモードをベースにした独自の”Call of Duty”作品を開発を中止していたことを海外メディア”MP1st“が報じています。
これは、元”Raven Software”リードデザイナーであるMichael Gummelt氏のLinkedInのプロフィールに、かつてスタジオが2つのプロジェクトに取り組んでいたことが記載され判明したもので、1つ目は、独自開発の”Call of Duty”ゾンビモードスピンオフ作品(ライブサービス)だったが、シリーズIPの一部を所有していたActivisionに返還が求められたために中止。2つ目は、クラシックIP(”Hexen”?)のリブートが計画されていたが”Call of Duty: Warzone”の開発支持によって中止になってしまったと説明しています。
Michael Gummelt氏のLinkedInプロフィールから明らかになった「Raven Software」のプロジェクト中止
リードデザイナー – 未リリースの「Call of Duty: Zombies」ライブサービスゲーム
フルタイム 2011年11月~2012年6月(10ヶ月)
野心的な新たな「Call of Duty: Zombies」ライブ サービスプロジェクトのリードデザイナー。”Call of Duty”IPの一部を所持していたATVI スタジオが返還を求めたため、キャンセルされました。
スキル: リーダーシップ・ゲームデザイン・マルチプレイヤー・クリエイティブディレクション
リードデザイナー – 未リリースのRavenクラシックIP
フルタイム 2019年6月~2020年 (10ヶ月)
非常に小規模なインキュベーション・チームで、Ravenの名作IPの復活に向けたコンセプトの実証として、非常にプレイしやすく、よく練られた2つのプロトタイプを開発。”Activision”の Press Startイニシアチブの一環として、”Warzone”のローンチ成功の直後にキャンセルされました。
スキル: 物理・Unreal Engine 4・ゲームデザイン・ゲームプレイ・ゲーム開発・スクリプト・AI
今後”Raven Software”が”Call of Duty”シリーズを開発しながら、新作タイトルを開発できるのかは、Activisionを所有するMicrosoft次第なのかな?