“Valve”が、本日予定通り海外向けの発売が開始さした”Steam Deck”に併せて、2007年から発売されているアクションパズルゲーム”Portal”シリーズのスピンオフ「Aperture Desk Job」を発表し、2022年3月2日よりSteamにて配信されることが明らかになりました。
本作は、シリーズの舞台であるアパチャーサイエンスの新人製品捜査官として、狂気的な仕事をすることになる短編作品だそうで、ストアページでは、”座ったままなのにショッキングで脳汁があふれ出す…そんな世界観のゲーム”と説明しています。そして本日2月26日発売した”Steam Deck”にも最適化されているとのことです。
Aperture Desk Jobは、ウォーキングシミュレーター(体験・探索ジャンル)を再解釈しました。「ウォーキング」など一切せず、座ったままなのにショッキングで脳汁があふれ出す…そんな世界観のゲームです。
本ゲームであなたは、無名の新入社員として入社初日を迎えます。夢と希望を胸に秘め、出世の階段を昇ろうと意気盛んな、あなた。 なのに、人生は別の方向に転がり始めます。数多の椅子(のようなもの)とともに。
Desk Jobは、Valveの新製品「Steam Deck」のために、無料の短編ゲームとしてデザインされました。ゲームを通じて、新しい携帯ゲーム機の操作や機能を体験することができます。――という説明だけでは、退屈なチュートリアルのように聞こえたりしませんか? もちろんそんな生易しいものではありません。
Portal3ではありません!
少し期待度を下げてから聞いてください――本ゲームは、Portalの続編ではありません。 しかし(ここで期待を少し高めてほしいのですが)本ゲームは、Portalの世界観を広げる存在なのです。 Desk Jobであなたは、Aperture Science社の、社運をになう立場…すなわち運転席に座らされます。 もっとも、すぐに運転要素は削除され、席の前にはデスクが追加されるのですが。
Steam Deck:手の中のゲーミングデスク
これまでのビデオゲームは、現実世界ではデスクの前に座りながら、架空のファンタジー世界を自由に駆け回る…それが普通のスタイルでした。 しかし携帯できるSteam Deckによって、状況は逆転しました。架空の世界でデスクの前に座りながら、現実世界ではマラソンしたり飛行機から飛び降りたり、自由に駆け回ることができるのです。
なんと、F-R-E-E(無料)です!
ゲーム好きの皆さん、お財布はしまっちゃってください。 お金はかからないんです。 (※ただしこのゲームに限る) もし口座から引き落としされてしまった場合は、ただちに銀行もしくはカード会社に連絡を取りましょう。例の店でブツの代金を支払う際、アイツにIDを盗まれたのです。こうなったらアイツの店に乗り込むしかありません。なのに店ではアイツは働いていなかったことになっている。いったいどういうことなのか。残された手は、ハッカーとしてダークWebに潜り、アイツの足取りを追うことだけなのか。 ひとつ判明したのは、それが別の世界線のあなただったということ。しかも未来から来たという信じがたい事実。そして、このあらすじを読んだあなたがハリウッドの脚本家なら、財布をもう一度取り出してください。このアイデアは無料ではありません。有料でお譲りいたします。(購入問い合わせ先: buyagreatscreenplay@valvesoftware.com )
Steamより引用
「Aperture Desk Job」は、Steamにて2022年3月2日配信予定です!!
座ったままショッキング、脳汁があふれ出すってどんなゲームなんでしょうね?(笑)