今朝、”Epic Games”がオンラインショーケース”The State of Unreal 2022″が放送し、今年2月にプレビュー版を配信した最新エンジン「Unreal Engine 5.0」の完全版の配信が本日より開始することを発表しました。
「Unreal Engine 5.0」の配信開始
「Unreal Engine 5.0」は、昨年早期アクセス版が公開し、昨年末チャプター3でエンジンの移行した”Fortnite”やPS5・Xbox Series X/S向けに配信されたプレイアブルな技術デモ”The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience”に採用され、今年2月にはプレビュー版の公開なども経て、本日完全版の配信に至ります。
今回の「Unreal Engine 5.0」の配信に併せて、新規ゲームを制作するユーザー向けに実践的な学習リソースとして役立つ無償の学習用サンプルプロジェクトのSFシューターゲーム”Lyra”の導入が発表されており、継続的なアップグレードをしていくことが明らかになっています。
「The Matrix Awakens」の都市シーンがどのように制作されたかを明らかにする、”City サンプル”が公開
更に昨年末に配信され、圧倒的な映像表現で話題となった技術デモ「The Matrix Awakens」の都市シーンがどのように制作されたかを明らかにする、”City サンプル“が公開されており、建物・車両・群衆の3つに分けて公開されています。
「Tomb Raider」シリーズ最新作に”Unreal Engine 5.0″が採用されることが明らかに
“Crystal Dynamics”は、アクションアドベンチャーゲーム「Tomb Raider」の公式Twitterにて、シリーズの最新作の開発に着手したことを明らかにし、最新作に”Unreal Engine 5.0″が採用することを発表しています。
最新作のストーリーなどの詳細については明らかになっていませんが、”Unreal Engine 5.0″を採用することで、「Unrealの将来と、それが私たちのストーリーテリングを次のレベルに引き上げるのに役立つことに非常に興奮しています。」とツイートしています。
“Gears of War”シリーズを手掛ける”The Coalition”が”Unreal Engine 5.0″を用いた技術デモ「The Cavern」を公開
カナダのバンクバーに拠点を置く”Gears of War”シリーズを手掛ける”The Coalition”は、”Unreal Engine 5.0″を用いて制作したシネマティック技術デモ「The Cavern」の映像を公開しました。
今回公開された技術デモは、”The Coalition”が”Unreal Engine 5.0″で作成したもので、数千万ポリゴンを使用した映画品質のアセットをリアルタイムでレンダリングし、グラフィックのディテールを100倍も飛躍的に向上させる方法を紹介しています。
「Unreal Engine 5.0」の配信によって、更にリアリスティックなゲームや映像がどんどん登場してくると思います。昨年末に配信された”The Matrix Awakens”は、現実と見分けがつかなくて本当に感動しました。あの感じでGTA6とか発売されたら嬉しくて泣いてしまうwww