昨年9月に放送された、”PlayStation Showcase 2021″にてゲームプレイ映像が公開された、”God of War”の期待の続編「God of War Ragnarok」ですが、新たに”Santa Monica Studio”のリードUXデザイナーMila Pavlin氏が、”PlayStation.Blog”を更新し、本作に実装される新しいアクセシビリティ機能についての情報を公開しました。
Mila Pavlin氏によると「God of War Ragnarok」のアクセシビリティ機能は、2018年に発売された前作”God of War”に実装された機能はそのままに、UIの再設計・コントローラーリマップ機能の再構築・戦闘システムとインタラクションにさらなるカスタマイズ機能などプレイヤーのスタイルとニーズに併せて60種を超えるオプションが追加されるとのことです。
また、国際アクセシビリティ認知の日に併せて、昨年9月に公開されたゲームプレイ映像に音声解説を追加したトレーラーを公開しています。
「God of War Ragnarok」で初めて実装される機能
字幕とキャプションの改善
- 字幕とキャプションのサイズ:最小テキストサイズを増やし、新しいスケーリングを追加。これには、字幕とキャプションを読みやすくするための特大のテキストサイズが含まれる。また、テレビや映画の字幕の基準に合わせて、より広いテキスト領域を用意。
- 字幕とキャプションの色:話者名、字幕、キャプションの色を個別に調整できます。7つの色から選択可能。
- 話者名: God of War(2018)と同様に、話者名を表示または非表示にできます。UIテキストサイズとは関係なく設定可能。
- キャプション:拡張されたサウンドエフェクトのキャプションで、ゲーム内のサウンドを理解するための新しい方法が追加。重要なゲームプレイ情報のキャプションを有効することで、パズルや物語の理解を助ける。
- 字幕とキャプションの背景のぼかし:字幕とキャプションの背後にある背景をぼかして、複雑なシーンで読みやすくするオプションを実装。
- 字幕の背景:ぼかしに加えて、雪上で読みやすくするために字幕の背後の背景を暗くするオプションを実装。
- 方向インジケーター:ゲームプレイにおいて重要なサウンドに、サウンドの発信方向を示すオプションの方向指示を追加。
テキストサイズ/アイコンサイズ
- 完全に再設計された応答性の高いUIと、大幅に拡大縮小できる大きな最小テキストサイズにより、画面上のテキストの読み取りがこれまでになく簡単に。
コントローラーのリマッピング
コントローラーのリマッピングを再構築し、プリセットレイアウトとカスタムコントローラーのリマッピングに対応。個々のボタンを交換でき、プリセットリストから代替構成を選択可能。
ハイコントラストモード
ハイコントラストカラーモードでは、さまざまなアイテムタイプに加えて、ターゲット、敵、その他のキャラクターなどのゲーム内のオブジェクトに色を設定でき、有効な場合にはカラーレイヤーが適用され、背景に対してより見やすく。オプションで、背景の彩度を下げてコントラストをさらに上げることも可能。
- ハイコントラストアクティベーションのカスタマイズ:シネマティック以外のゲームプレイで、オフ・オン・常にオンを選択。スワイプからオンとオフを切り替えが可能。
- ハイコントラストカラーのカスタマイズ:プレイスタイルに合ったカラーパレットを選択し、キャラクター、敵、アイテムの個々の色を調整。
- ハイコントラストの背景のカスタマイズ:中間調または暗い背景のコントラストレベルを個別に選択。
その他の機能
- ナビゲーションアシスト: カメラナビゲーションシステムにより、コンパスの目的に視野を向けることが可能に。
- トラバーサルアシスタンス:離れた足場へのジャンプや乗り越え、およびその他のトラバーサル機能を、押す方向に基づいて自動化。
- アシスタンス+ :上り、這う動作、穴を抜ける動作などのインタラクションベースの動きを追加。
- オーディオキュー:画面上の各インタラクションプロンプトにサウンドキューをリンクしているため、この機能を使用すると、インタラクトアイコンが近くにあるとき、およびボタンプロンプトがアクティブになったときに聞くことができます。
PlayStation.Blogより引用
前作の機能にプレイヤーのスタイルとニーズに併せて60種を超えるオプションを追加しているとのことなので、更にゲームプレイしやすくなりますね!!続報にも期待!!