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“SIE”が感情を検出してゲーム内のハラスメントを対処するシステムの特許を申請

ゲーム情報
SIE

昨年12月に、プレイヤーのスキルに合せてゲームの難易度をリアルタイムに調節する機能の特許を申請されていたことが明かになっていた”SIE”ですが、今度は、感情を検出してゲーム内のハラスメントを対処するシステムの特許を申請していたことが明かになりました。

この特許”ハラスメント検出装置および方法”は、リアルタイムで記録された生体情報(心拍数の上昇など)を利用することでユーザーの感情を把握し、ゲーム内の嫌がらせを対処するといったもので、嫌がらせを受けてしまったプレイヤーは、手動での報告の手順を踏むことなく問題の解決を進めることができるそうです。

ハラスメント検出装置および方法

ハラスメント検出装置は、共有環境のセッションを実行する実行部と、共有環境のセッションを実行する実行部とを備える。入力ユニットは、共有環境の実行されたセッションに参加している複数のユーザに関連付けられた生体認証データを受信するように構成されている。生成ユニットは、バイオメトリックデータの少なくとも一部に基づいて、複数のユーザに関連付けられた感情データを生成するように構成されており、感情データは、複数のユーザのそれぞれに関連付けられた価価および/または覚醒値を含み、検出ユニットは、感情データの少なくとも第1の部分が基準の第1のセットのうちの1つ以上を満たすことに応答して、感情データの少なくとも第1の部分に関連付けられた1人以上の第1のユーザを検出するように構成され、変更ユニットは、1人または複数の第1のユーザの検出に応答して、共有環境の1つまたは複数の側面を変更するように構成されている。

PlayStation
PlayStation
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WIPO Patentscopeより引用 


さとぼん
さとぼん

スクリーンショットや録画したビデオ、ボイスチャット、ブロードキャスト、チャット/テキストメッセージなどを証拠に不適切なプレイヤーを報告することができますが、このシステムが採用されれば、コントローラーなどのデバイスからその時の生体情報を取得し、ハラスメント被害を受けたプレイヤーの辛い思いなどを情報としてSIE側に送ることができるため、不適切な行為をしたプレイヤーに適切な処罰を与えることが出来そうですね。

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