インターネットやSNSの普及からの情報やデジタル化によって、国内だけでなく海外でも雑誌離れ問題となっていますが、本日、海外ゲームメディア「Game Informer」が公式Xにて、33年間毎月発売してきたゲーム雑誌の廃刊に伴い、突如会社を閉鎖することが明らかになりました。
Xでは、これまで寄り添ってくれた読者に感謝の気持ちを伝えていますが、解雇されてしまった社員によると、昨日親会社の”GameStop”に全従業員が呼び出され、雑誌の廃刊と解雇を伝えられたとのことで、公式サイトにアクセスはできるものの、これまでの過去記事の閲覧はできない状態となっています。
“Game Informer”からのメッセージ
33年間、スリリングな最新情報をお届けしてきた ニュース、レビュー、考察をお届けしてきた”Game Informer”の閉鎖を発表します。
ピクセル化された冒険の黎明期から、今日の没入感のあるバーチャルな世界まで、私たちは この素晴らしい旅を皆様と共有できたことを光栄に思います。プレスが止まっても共に培ってきたゲームへの情熱はは生き続けます。
私たちの壮大な冒険にお付き合いいただき、ありがとうございました。あなた自身のゲームの冒険が終わることがありませんように。
“Game Informer”雑誌コンテンツディレクターKyle Hilliard氏のポスト
“Game Informer”は”GameStop”によって閉鎖され、非常に有能なスタッフ全員 (私も含めて) が解雇されました。これは苛立たしい展開です (特に、次の号の 70% が完成していて、素晴らしい表紙になる予定だったことを考えると)。
“Game Informer”は、1991年にFuncoLand の社内ニュースレターとして印刷雑誌としてデビューしました。2000年以降はGameStop傘下の元ゲーム雑誌を刊行。本誌では、開発中のゲームの内容、舞台裏、コンセプト、開発者インタビューなどが紹介されていました。
ええ!?突然に発表でびっくり…何で雑誌の廃刊だけでなく、公式サイトも見れないようにしてしまっているのかわからない。ゲームメディアとして運営を維持することもできたと思うんだけど