1991年から発売されている現在文明の歴史と発展をテーマにしたターン制ストラテジー”Civilization”シリーズですが、新たにパブリッシャーの”2K”の元締である”Take-Two Interactive”が公式サイトを更新し、近年開発を手掛けてきた”Firaxis Games”がシリーズ最新作の開発に取り組んでいることを明らかにしました(PDF)。
最新作から、シリーズに15年以上携わってきたEd Beach氏をクリエイティブディレクターに任命したことを発表しており、”Civilization”フランチャイズを刺激的な新しい高みへと引き上げる計画を進めていくとのこと。
また”Firaxis Games”は、社長兼スタジオヘッドのSteve Martin氏と、”XCOM”フランチャイズと”Marvel’s Midnight Suns”クリエイティブディレクターを務めたJake Solomon氏が退職を発表しており、これまでCOOを務めてきたHeather Hazen氏が、社長兼スタジオヘッドに就任したことが明らかになっています。
「Firaxis Games」の新時代が始まる
Heather Hazenがスタジオ責任者に就任、世界的に有名な「Sid Meier’s Civilization」フランチャイズの次のゲームを開発中
ニューヨーク– 2023年2月17日–2Kは本日、業界ベテランで”Firaxis Games”の最高執行責任者であるHeather Hazenがスタジオヘッドに昇進し、”Sid Meier’s Civilization”、”XCOM”、そして最近リリースされ絶賛された”Marvel’s Midnight Suns”を手がける伝説的インタラクティブエンターテインメントスタジオの開発における新時代の到来を発表しました。
Hazenは、スタジオの責任者として、”Firaxis Games”の開発チームを管理し、地球で最高のストラテジーゲームを開発するという使命を担っています。ゲームとエンターテインメントの分野で22年の経験を持つHazenは、2020年にスタジオの最高執行責任者として”Firaxis Games”に入社しました。入社以前は、”Epic Games”で”Fortnite”のエグゼクティブ・プロデューサーを、”PopCap Games”では”Plants vs. Zombies”と”Bejeweled”のエグゼクティブ・プロデューサーを務めていました。Hazenの昇進は、長年”Firaxis Games”スタジオを率いてきたSteve Martinが、25年以上在籍したスタジオを去ることになったことに伴うものです。
2Kの社長であるDavid Ismailerは、「”Firaxis Games”の新しいスタジオ責任者としてHeather Hazenを迎えることができ、彼女が2Kの独立スタジオモデルの一部としてFiraxisが常に提供してきた成功を引き続き牽引してくれると信じています」と語りました。”2K”と”Firaxis Games”は、「Steve Martinがスタジオ在籍中に築いた、ジャンルを代表する3つのフランチャイズで30以上のゲームを発売するための基盤、そしてヘザーが新しい役割にスムーズに移行できるようにしたことに深く感謝しており、フィラクシスは、当社および業界で最も有名なスタジオの1つであり、彼女のリーダーシップのもと、チームは今後も素晴らしい成果を上げると確信している。」と伝えています。
社長兼スタジオヘッドに就任したHeather Hazenは、「Firaxisが伝説的な”Civilization”シリーズの次回作を開発中であるという発表を皮切りに、スタジオの輝かしい遺産を継承するこの機会に感激しています。この業界で最高の開発者たちと一緒に仕事ができることを幸運に思っており、世界中の何百万人ものプレイヤーのために、”Civilization”フランチャイズを刺激的な新しい高みへと引き上げる計画を持っています。さらに、”Marvel’s Midnight Suns”の発売後のコンテンツも引き続きサポートし、我々のチームの新しいクリエイティブなプロジェクトも模索していきます。」と伝えています。
Ed Beachは、近日発売予定の”Civilization”のクリエイティブ・ディレクターとして、引き続きその役割を担います。Beachは、15年以上にわたってシヴィライゼーションタイトルの開発に不可欠な存在であり、最近では、シリーズで最も売れた”Civilization”のデザインを担当しました。シヴィライゼーション」シリーズは、これまでに6,500万本以上を販売し、ゲーム界で最も有名なフランチャイズの1つとなっています。
発売されて30年が経つ歴史のあるストラテジーゲームなので、これからもプレイヤーに楽しんでもらえる作品を作り続けてほしいですね。