本日放送された最新の”State of Play”にて、PSVR向けタイトル”Doom 3 VR Edition”などを開発した”Archiact”が手掛ける、名作SF小説シリーズ”ファウンデーション”のVRゲーム化する「Journey to Foundation」を発表し、PSVR2・Meta Quest・PICO向けの新作として2023年秋に発売を予定していることが明らかになりました。
「Journey to Foundation」は、アメリカの作家アイザック・アシモフの名作SF小説シリーズ”ファウンデーション”をVRゲーム化した作品。”ザ・ペリフェリー”と呼ばれる宇宙区画を舞台に、公安委員会のエージェントである”ワード”となって、これまで平和だった銀河帝国で起こっている政情不安を調査し、帝国を作り変える役目を務めることになるといったストーリーが展開され、プレイヤーは、崩壊する帝国のために戦うか、離脱して”ファウンデーション”と呼ばれる組織に入り、失われた世界の再建を支援するかを迫られることになるそうです。発表に併せて本作のアナウンストレーラーが公開されています。
『Journey to Foundation』が今秋発売! アシモフのSF小説シリーズの世界をPS VR2で体験!
私たちArchiactは、80年前に発表されたアイザック・アシモフの名作SF小説シリーズ「ファウンデーション」の世界をVRで蘇らせます。
今日の私たちが知っているSFの世界に多大な影響を与えてきた、革新的な長編物語「ファウンデーション」。このアシモフの傑作をこれまでにない没入感のVRアドベンチャーに作り変える作業は、Archiactのチームにとって素晴らしい経験でした。プレイヤーの皆さんに一刻も早く体験していただきたいと思っています。
この物語の世界で、プレイヤーは“The Periphery(ザ・ペリフェリー)”と呼ばれる宇宙の一角での壮大な旅に身を投じることになります。ここでは、人間関係がぎくしゃくすることもあれば、忠誠心が試されることもあります。どの派閥が力を持つか、または衰退するかを判断しましょう──このゲームでは、プレイヤーのあなたが未来への鍵を握っているのです。
「ファウンデーション」への道のり
『Journey to Foundation』というタイトルは、単なる表題であるだけでなく、帝国を作り変えるというプレイヤーのミッションを表しています。
プレイヤーは、公安委員会のエージェントであるWard(監視人)となり、銀河帝国の端で起きている政情不安を調査します。帝国は1万2千年以上も銀河全体の平和を維持してきましたが、亀裂が生じ始めています。停滞、無関心、内乱など、すべてが帝国を分裂させる脅威となっています。
帝国を捨てて“ファウンデーション”を目指している離反者を発見したところでミッションは一変します。“ファウンデーション”とは、有名な心理歴史学者であり、数学を使って帝国の衰退を予言したHari Seldonが設立した組織です。プレイヤーは離反者のなかに混じって、“ファウンデーション”と彼らの人類を救うための計画について調査することとなります。
誰を信頼するのかを決め、死にゆく帝国のために戦うのか、それとも離脱して“ファウンデーション”に加わり、失われた世界の再建を支援するのかはプレイヤーのあなた次第です。
- 銀河のスパイ組織のリーダーとなれ
- 策略に外交的交渉術、または脅しなど、プレイヤーにはあらゆる状況に対応できる装備や武器、特別なツールが豊富に与えられます。
- メンタリクス
- 精神科学の力により、周囲の人々の感情を明らかにし、影響を与えることができます。この力を利用して情報を平和的に、あるいは強制的に入手できます。
- 参加型の会話
- 複雑な会話システムを使って、周囲の人と会話したり、説得したりし、仲間との関係を構築できます。
- 選択と結果
- ほかのキャラクターは、プレイヤーの行動(もしくは、行動しなかったこと)に対して反応します。それぞれの状況にどのように対処するかが、自分を取り巻く世界に影響を与えるのです。あなたはステルスや交渉術を利用しますか? それともより直接的な手段を取りますか?
- 変幻自在な兵器
- 武器で言うことを聞かせましょう。交換可能なパーツを駆使して自分や仲間を援護しながら、あらゆる状況を突破しましょう。
- 最先端のツール
- 最先端のスパイ装備を自由自在に使いましょう。どんなに硬い合金でも切ることができるプラズマトーチ、敵のキャンプに忍び込むためのナノテク変装、そして複雑なコンピューターシステムでも簡単にハッキングできるツールなどが揃っています。
『Journey to Foundation』は、2023年秋に発売予定です。この秋、PlayStation®VR2でアシモフの世界に没入しましょう。
PlayStation.Blogより引用
私は恥ずかしながら”ファウンデーション”という作品は知らなかったのですが、脅しやメンタリクスを用いて外交的な交渉をしたり、あらゆる状況に対応できる装備や武器が用意されており、プレイヤーが選んだ手段が世界にも影響を与えるという難しそうだけど奥が深そうなゲームだなぁと感じました。