先月、拡張コンテンツ”仮初めの自由”を同梱する”Ultimate Edition”のPS5パッケージ版が発売されていた「Cyberpunk 2077」ですが、新たに”CD PROJEKT RED”が公式サイトを更新し、キーバインドや2.11アップデートで報告された不具合の修正を含むアップデート2.12を配信したことが明らかになりました。
アップデート2.12では、PC版のキーバインドやSteam Deckでレイトレーシング有効時に発生するクラッシュ、Xbox版のセーブデータのロードが終わらずクラッシュする問題の修正がされている他、メニュー・インベントリ・保管庫などでファストトラベルを使用できない問題、コントローラーカーソルの視認性の改善、一部ジョブにおける進行問題やバランス調整、ナイトシティの様々な場所で無敵の敵集団が登場する問題の修正などが含まれています。詳細は以下の通りです。
パッチ2.12
『サイバーパンク2077』および「仮初めの自由」のパッチ2.12がPC、PlayStation 5、Xbox Series X|S向けに配信開始。本アップデートには、キーバインドなどパッチ2.11以降報告の多かった不具合の修正が含まれます。
実装される主な変更点は下記をご確認ください。
PC版固有
- AZERTYキーボードで、正常にラジオポートおよび抱えた人物を落とすアクションを別キーにバインドすることができるよう修正。全種類のキーボードにおいて、ジョブ目標の切り替えはTキーにアサインされる。
- Tキーを「探索と戦闘」のアクションにバインドしようとすると、「キーバインド不可」エラーが発生する問題を修正
- Intel社の協力のもと、「Pコア優先」に設定するとスタッタリングが発生する問題を修正
- Razer社の協力のもと、Razer Chromaを有効化したデバイスを使用した際に発生するクラッシュを修正
- レイトレーシングを有効にした際、乗り物内にいるNPCの髪色が極端に明るく見えることがある問題を修正
- Steam Deckでレイトレーシングを有効にすると発生していたクラッシュを修正
Xbox版固有
- セーブデータによっては、ロードが終わらずにハングまたはクラッシュすることがある問題を修正
全プラットフォーム
- メニューやインベントリ、保管庫、ホロコール、ファストトラベルを使用できなくなることがある問題を修正
- パッチ2.1で導入された仕様の変更に伴うよう、「音波ショック」クイックハックの説明テキストを更新
- ゲーム内のコンピューターやキーパッド操作時におけるコントローラーカーソルの視認性を改善。主にSteam Deck版に向けた調整ですが、家庭用ゲーム機版に加え、PC版でコントローラーを使用するプレイヤーも操作がしやすくなります
- 「New Dawn Fades/過ぎ去った夜明」 – 電話を開いて自動送信システムのメッセージを読むことができない問題を修正
- 「I Can See Clearly Now/視界良好」 – ゴミ収集箱を動かすのに必要な「肉体」能力値チェックの値を引き下げ
- 「I Walk the Line/まっすぐ突き進め」 – サスカッチのジャンプ攻撃が正常にヒットおよびダメージが発生するよう修正
- 「Riders on the Storm/嵐の乗り手」 – カーチェイスシーンで、追っ手がパナムのバンを攻撃するように変更
- 「夜想曲第15番 Op.55-1」 – リードにホロコールをかける選択肢を選んだ後、会話がトリガーされず、進行不可になることがある問題を修正
- 「音波ショック」が正常にステルスクイックハックに分類されるよう修正
- ナイトシティの様々な場所で無敵の敵集団が発生することがある問題を修正
- 色覚サポートを有効にしても、パーク画面の一部要素が変わらない問題を修正
- 「バイオダイン バーサーク」が正常に反応ボーナスの恩恵を受け、クリティカル率が増加するよう修正
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