今年6月に約10年に渡って展開された光と闇の物語を締めくくる”Destiny 2″の拡張コンテンツ”最終形態”を発売し、多くのユーザーから高い評価を受けていた「Bungie」ですが、最終形態に続くコードネーム”フロンティア”やリブート版”Marathon”の開発に注目が集まる中、新たに”Bungie”が公式サイトを更新し、スタジオの従業員全体の17%に相当する220人のレイオフを実施したことが明らかになりました。
“Bungie”は今回のレイオフについて、昨今のゲーム開発費の高騰、業界と経済状況の変化により、コスト構造を大幅に見直し、”Destiny”と”Marathon”に更に開発を集中させる必要があったと説明しており、レイオフはスタジオの幹部やシニアリーダーを含む社内のあらゆる階層に影響するとのこと。
また今回の決定に併せて、スタジオ全体の12%に相当する155人の従業員を”SIE”に移籍させ統合を深めることや、”Bungie”が計画を進めていたインキュベーションプロジェクトの 1つであるSFファンタジーの世界を舞台にしたアクションゲームを、”PlayStation Studio”内に新スタジオを設立して開発を継続するといった新たな動きを発表しています。
さとぼん
従業員の17%相当のレイオフ、更にそこから12%はSIEへ移籍とということで、全体の約3割の人員削減とはかなり思い切った見直しですね。この決定によって今後のBungieがどのように変化していくのか注目ですね。