今年5月よりシーズン17″幻影のシーズン”が開幕した「Destiny 2」ですが、新たに”Bungie”が6月30日分の”今週のBungie(22/06/30)”を更新し、今シーズン終了前に武器バランスの調整を導入することが明らかになりました。
今回の武器バランス調整は、夏季の宴のタイミングで導入されるもので、全てのメインウェポンの空中における命中精度・標準補佐のステータス強化、精密”ハンドキャノン”や”オートライフル”、”スカウトライフル”などのキルタイム短縮、”ローレンツドライバー”と”ギャラルホルン”のエキゾチック武器の弱体化などが含まれています。詳細は以下の通りです。
要約
強化
- 空中効果:
- 全てのメインウェポンの空中における命中精度と照準補佐の基本ステータス値を改善しました。
- 一部の既存パークに固定の空中効果バフを追加しました。
- 一部のエキゾチック武器の空中効果基本ステータスを引き上げました。
- PvPにおいてパフォーマンスの低いメインウェポンのサブカテゴリーを一部調整しました。
- PvEにおけるペレットショットガンのダメージを強化しました。
- PvPで、グレイブ、フォアランナー、エリアナの誓いが特殊ウェポン弾薬箱1つあたりから得られる弾薬量を増やしました。
- リニア・フュージョンライフルがPvEで追加のひるみを受けることはなくなります(PvPでは変わらず追加のひるみを受けます)。
弱体化
- PvPにおいてパフォーマンスが高すぎるエキゾチックを一部調整しました。
メインウェポンの空中効果
- 全てのメインウェポンの空中ペナルティを軽減。この変更は、おおよそ、メインウェポンの空中効果基本ステータスが低値でも約15増加することに相当します。
- 空中効果の値が低い場合の空中精度ペナルティを、武器の種類に応じて20%~40%軽減。
- オートライフル、パルスライフル、スカウトライフル、サブマシンガン – 40%
- ハンドキャノン、ピストル – 20%
- 弓 – 30%
- 上記武器タイプの空中照準補佐ペナルティを軽減し、ステータス値が高いほどより大きなメリットを得られるようステータススケールを変更。
- 空中自動照準(弾道屈曲、マウス・キーボードおよびコントローラー)ペナルティを20%軽減。
- 空中磁性(照準保持、コントローラのみ)ペナルティを40%軽減。
- 空中効果の値が低い場合の空中精度ペナルティを、武器の種類に応じて20%~40%軽減。
- 一部のパークは、それぞれの従来の効果に加え、固定の空中効果ステータスバフが付くようになりました。
- 空爆: 空中効果が常時+10、瀕死時には+60(合計70)
- 拡張マガジン: 空中効果+10
- 安定弾: 空中効果+7
- 一部のエキゾチック武器の空中効果基本ステータスを引き上げました。詳細はエキゾチックのセクションをご覧ください。
武器タイプ
ハンドキャノン:
- 精密(180 RPM)ハンドキャノンはかなり長い間放置されていたため、今回、PvPにおけるキルタイム短縮に取り組みました。これにより、プレイテストでは、特に空中効果に+25のボーナスが付いていることも相まって、競争力が大幅に向上しました。
- ボディショットダメージを37から40に、クリティカルダメージを57から60に増加。
- ガーディアンを2クリティカル+2ボディでキルできるようになり、ボディショットであれば1.33秒でキルできるようになりました。
オートライフル:
- 精密(450 RPM)オートライフルは、最適なキルタイムを叩き出すにはより高確率でクリティカルヒットを達成することが必要だったこともあり、他のオートライフルサブカテゴリーに比べるとやや低迷していました。
- ボディショットダメージを19から20に増加し、精密倍率を1.6から1.5に変更(クリティカルダメージは30のままで変更なし)。
スカウトライフル:
- 基本的に遠距離武器が近距離武器に匹敵するほどの使いやすさやキルタイムを持つのは望ましくないため、スカウトライフルの威力があまりに高くなることは避けたいと思っています。一方で、PvPにおけるスカウトライフルには改善の余地があり、メインウェポンでもより遠距離型のスナイパーと互角に戦えるようにするため、スカウトライフルの精密フレームと高威力フレームの2つのサブカテゴリーを調整しました。
- 精密フレーム(180 RPM):
- ボディダメージを34から38に、クリティカルダメージを54.4から60.8に増加。
- 体力とシールドの合計HPが197以下の標的は、2クリティカル+2ボディでキルできるようになります。HP190以下の標的はボディショットで1.33秒、それ以上の標的は1.67秒でキルできるようになります。
- 高威力フレーム(150 RPM):
- ボディショットダメージを38.2から42に、クリティカルダメージを66.9から73.5に増加。
- HPが189以下の標的は、2クリティカル+1ボディでキルできるようになり、ボディショットであれば1.60秒でキルできるようになります。
ショットガン:
- ペレットショットガンは、PvEで少し調整が必要だと感じました。
- ペレットショットガンのPvEダメージボーナスを10%から25%に増加。
リニア・フュージョンライフル:
- リニア・フュージョンライフルのひるみ増加はかなり効果的でしたが、ゲーム全体に適用されたため、PvEでの使い勝手が損なわれてしまいました。そこで、このひるみ増加を、他のプレイヤーから受けるダメージのみに適用されるように変更しました。
グレイブ:
- PvPでスカベンジャー改造パーツが無効化された際、グレイブが1つの弾薬箱からキルに必要な弾薬を得ることができなくなっていたため、今回、この問題を修正しました。
- PvPで特殊ウェポン弾薬箱1つあたりから得られる弾薬量を1から2に増加。
- トレースライフル(タリーキリング、「意思の具現化」モードのアガーの杖)、エリアナの誓い、ファイティング・ライオンのダメージスカラーが意図したとおりに機能していませんでした。この修正でほとんどの武器の機能が回復されますが、ファイティング・ライオンのアップデートに関してはシーズン18開始時に予定しています。なお、この問題は他の武器やパークにも影響を及ぼしている可能性があります。
エキゾチック
- ローレンツドライバーはまだ難敵のため、さらに徹底的に対処したいと思いました。
- 照準補佐ステータスを32から22に減少。
- プレイヤーに対する引き込み力を低下。
- 上記にあるように、全てのリニア・フュージョンライフルのひるみを変更したため、以前の変更にあったひるみ2倍の弱体化を削除しました。この変更はアーバレストにも適用されます。
- ギャラルホルンは、PvPやギャンビットにおいてヘビーウェポンとしてあまりにも支配的になっています。これは、近接爆発のおかげで使い勝手が非常に良く、ウルフパック弾の効果で十分に離れているはずのガーディアンをも仕留めることができるためです。
- メインウェポンのロケットランチャーから近接爆発を削除。
- ウルフパック弾の対プレイヤーダメージを半減。
- ラスト・ワードのコントローラーでの使用率が高くなり、調整が必要なレベルになりました。この変更により、腰だめ撃ちでクリティカルを達成するのが少し難しくなり、遠距離からは以前ほど致命的なダメージを与えることができなくなります。
- 腰だめ撃ちでの精密照準角度を50%縮小。
- 精密照準角度は、照準がどれくらいまでなら頭から離れていても、照準補佐によってボディショットではなくクリティカルヒットになるかを決めるものです。
- ダメージと照準補佐の減衰距離を3m短縮。
- フォアランナーはPvPで特殊ウェポン弾薬箱1つにつき3発の弾薬を得ていました。厳密にいえば確かにキルするのに十分な数ではありますが、実際には3発でキルを達成するのはかなり難しいため、弾薬数を少し増やしました。同時に、PvEでは1つの特殊ウェポン弾薬箱からフルで弾薬を得ることができていたため、かなり長い時間有効に使えるようになっていました。
- PvPで特殊ウェポン弾薬箱1つあたりから得られる弾薬量を3から4に増加。
- PvEで特殊ウェポン弾薬箱1つあたりから得られる弾薬量をマックスから最大16発に減少。
- エリアナの誓いはPvPで特殊ウェポン弾薬箱1つにつき1発の弾薬を得ていましたが、これはキルを達成するには不十分です。
- PvPで特殊ウェポン弾薬箱1つあたりから得られる弾薬量を1から2に増加。
- 改造パーツ「イカロスグリップ」を装備できないことを考慮したうえでエキゾチック武器の空中効果ステータスを評価し、より競争力を高めるためにいくつかの武器の空中効果ステータスを引き上げることにしました。
- スロス・レジーム: 23 → 31
- 虫の囁き: 9 → 20
- モンテカルロ: 21 → 29
- フォアランナー: 22 → 27
Bungieより引用
さとぼん
“ギャラルホルン”のNerfが発表されて、弱体化されるのちょっと笑っちゃいましたwww